いよいよ暑くなってきましたね。
コンポストにとって、夏は分解が進みやすく良い時期である一方、生ごみが増える季節なので虫や臭いなどのトラブルが起きやすい時期でもあります。
今回はこの時期に合わせてスイカの皮をコンポストにする方法をまとめました。
実際に筆者がやったときの写真と一緒に、下記の5ステップでわかりやすく説明していきます。
スイカの皮を1〜2cm角に切る
コンポストの基本で、コンポストに入れるものはなるべく細かくします。
スイカの皮は大きいので、1〜2cmぐらいまでの大きさにできれば十分です。
1〜2晩凍らせる
切ったものを適当な袋に入れて冷凍庫に入れます。
1〜2晩ほどで完全に凍りました。
お湯で解凍する
凍らしたものに熱湯をかけて、解凍します。
袋に直接熱湯を入れても大丈夫ですが、ヤケドに注意を。
今回はわかりやすいようにボールの中で解凍しています。
解凍しきった状態がこちらです。
全体的にぐんにゃりと柔らかくなっています。
スイカの皮を絞って水分を出す
冷めたことを確認して、再び袋に入れます。
ハサミなどで袋に数点穴をあけて、上からぎゅーっと絞ります。
あけた穴からぴゅーっと水が出てきます。
シンクに押し当てたりしながら絞り切ると、これぐらいの量になります。
ちなみにbeforeがこちら↓
お湯でちょっと浮いてしまっているのもありますが、
今回使ったのはスイカ大玉の3/4分の皮なので、かなり量が減ったのがわかりますね。
スイカの皮をコンポストに入れる
あとはコンポストに入れて、微生物の力で完全に分解してもらいましょう。
3日ほどで完全になくなりました。
以前細く切っただけのものを入れた時は1週間ほどかかったので、大幅に分解時間を短縮することに成功しました。
おまけ
細く切るのが大変なので刻むのを省いてやってみたのですが、ぐんにゃりしたものの、絞るのが難しくて結局あとで刻みました。
まとめ
スイカの皮を切り刻んだり、凍らしたり、解凍したり、手間が少しかかります。
でも可燃ごみにそのまま入れて虫を呼んでしまったり、コンポストの中で長く残ることを考えたらそんなに大変には感じられなくなりました。
これからの季節にぜひお役立てください。