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【ダンボールコンポストの作り方】簡単に自作できる!容器や基材の作り方から徹底解説

初心者ちゃん
初心者ちゃん

『ダンボールコンポスト』ってテレビで紹介していたんだけど、私にもできるかなあ?

なっしー
なっしー

もちろん!誰でも簡単に低コストで作ることができるよ!

いい機会だから、初めてやる人に向けて、作り方をじっくり解説していくよ!

ダンボールコンポストはお手軽に自分でコンポストを作ってみたいという人におすすめです。

必要な道具は全てネットで手に入りますし、組み立てはたったの15分。

なっしー
なっしー

私も一番最初に始めたのはダンボールコンポストだよ。

初期費用も1500円ほどで済み、2ヶ月分の生ごみを入れることができました。

ダンボールコンポストとは

ダンボールコンポスト

コンポストの容器としてダンボールを使用します。

中に入れる基材(土の代わりになる資材)は別に購入し、かき混ぜ用のスコップや蓋代わりの布も用意します。

ベランダや庭の軒先などの小さいスペースに設置可能です。

ダンボールなので、必ず雨に当たらない場所に置きましょう。

生ゴミを入れられる期間は1〜2ヶ月、熟成させるのに1ヶ月かかるので、1シーズンに1回、基材の入れ替え作業が必要になります。

容器のダンボールはヘタっていなければ繰り返し使用可能です。

ダンボールコンポストを自作するメリット・デメリット

メリット

初期コストが安価(1000〜2000円)

ランニングコストがかからない

簡単に自作できる(所要時間15分)

ダンボールコンポストは初期コスト、ランニングコストが低く、始めるハードルが低いのが特徴です。

容器はダンボールで身近で手に入りますし、基材もネットやホームセンターで購入可能です。

自宅で簡単に自作できるのも嬉しいですね。

なっしー
なっしー

DIYやったことないけど、ダンボール組み立てるだけだから簡単♪

デメリット

スペースの確保が必要

外気温の影響を受けやすい

完全に密閉が難しいので虫が寄ってきやすい

みかん箱ぐらいの大きさのダンボールを置けるスペースが必要です。

基材を入れると重くなるので、設置後の移動はちょっと難しくなります。

そして一番難点なのが、外での管理になるので外の環境の影響を受けやすいです。あったかい環境がコンポストには好ましいのですが、冬場は管理が難しくなります。。。

また密閉はできないので、夏場に虫が寄ってきてしまうのは避けるのが難しいですね。

なっしー
なっしー

スペースに余裕があって、多少虫が来ても気にしないよ〜といった人に向いているかな。

ダンボールコンポストに必要なもの

  • ダンボール箱
  • 基材(腐葉土orピートモス、もみがらくん炭、米ぬか等)
  • カバー(布 or 風呂敷 or バスタオル)
  • 設置台(角材2本 or 苗箱)
  • スコップ

ダンボール箱

みかん箱の大きさがちょうどいいですね。

耐久性を高めるためにも果物など重いものが入っていたしっかりしたダンボールを選びましょう。

なっしー
なっしー

Amazonの薄い箱で作ったら、すぐに重さで底が抜けちゃったよ泣

ダンボールに穴や凹みがないことも確認しましょう。

基材

自然の土の代わりにコンポストに入れる素材を基材と呼びます。

微生物が活動しやすいように空気を十分に含み、適度な保水性がある素材が使われます。

ここでは下記3種類の基材をブレンドしました。

  • 腐葉土(ピートモス)  20L
  • もみ殻くん炭         2L
  • 米ぬか                200g

腐葉土

腐葉土は枯れ木や枯れ葉が微生物や土壌動物によって分解され、土のようになったものです。

ホームセンターでも購入可能ですが、腐葉土は結構重たいので、ネットで購入するのがおすすめです。

腐葉土の代わりにピートモスを使うのも可能です。軽いので扱いやすいです。

ピートモスを使うときは、ピートモス:もみがらくん炭=3:2の割合が良いです。

もみ殻くん炭

もみ殻を炭にしたもので、臭いを抑える効果があります。

微生物によって分解されやすいので量が減ったら(臭いが取りきれないなと思ったら)補充すると良いでしょう。

とても軽くて開封した時にふわっと飛んでしまうので、そーっと扱いましょう

米ぬか

米ぬかは分解の促進と水分の調整をするのに役立ちます。

コンポストの分解をする微生物として米ぬかに含まれる麹菌は大きな役割を果たします。

初めはまず200g入れて、また水分が多くなってきたら追加投入する感じが良いでしょう。

なっしー
なっしー

米ぬかはスーパーの方が安いので、買い物ついでに買うのがおすすめ!

近所に精米所がある人は無料で手に入れられるかも。

おまけ

参考までに他にも基材として使われているものを紹介します。

竹パウダー

竹を粉状にしたもので、乳酸菌が繁殖しやすいとされ、畑のマルチや有機土壌改良材として使われています。

消臭剤、分解促進剤としての効果が期待されます。

竹炭の粉

炭は超微細な孔が多数あいているので優れた調湿能力や空気を保持する能力があります。

消臭剤や水分調整剤として使われています。

カバー

ダンボールコンポストのカバー

虫の侵入を防ぎ、かつ通気性の良いものをカバーとして使用します。

ダンボールの上面を覆えるような市販の布でも、使わなくなったバスタオルでもOKです。

なっしー
なっしー

私はサイズがいい感じで扱いやすいのでふろしきを使っているよ。

設置台

ダンボールコンポストの台

基材が入った容器を置ける台を用意します。

角材を2本並べた上に置いたり、育苗箱を逆さにして使っている方も多いようです。

目的はダンボールの下部の通気性を良くして、分解をよりよく進めるためです。

なくてもコンポストとしての機能は失われませんが、下部に水分がたまり、底が抜けやすくなります。そこから虫が侵入してしまうので、用意したほうが良いでしょう。

スコップ

コンポストの中をかき混ぜたり、生ごみに基材を絡ませたりするので1本用意しましょう。

基本容器の中に入れっぱなしになるので、ステンレス製の細いものがおすすめです。

なっしー
なっしー

家にあった鉄製のを使っていたら、半年ほどで錆びちゃった泣

ダンボールコンポストの作り方

いよいよコンポストを作っていきましょう。ここまできたらあと15分で完了です!

基材がこぼれたりするので、外で作るか下にビニールシートを敷いて作るのをおすすめします。

出来上がったコンポストはまあまあ重いので、設置予定の場所で作るのがベストですね。

なっしー
なっしー

悪天候のため、やむなくそのまま室内で作業したら、案の定こぼして悲惨なことに。。。

  1. ダンボールを組み立てる
  2. 基材を入れる
  3. カバーを被せる
  4. 設置台の上に置く

1. ダンボールを組み立てる

ダンボール箱

上部の蓋は内側に入れます。(戻らないようにしっかり奥まで入れましょう)

ダンボールコンポスト

下部のダンボールが重なっているところやスキマがあるところはガムテープで内側から止めます。

基材がこぼれてしまったり、虫が侵入してくるのを防ぐためです。

一枚新聞紙を敷くと、水分を吸ってくれてダンボールが長持ちするので、あれば敷きましょう。

2. 基材を入れる

ダンボールコンポストの基材

腐葉土→もみ殻くん炭→米ぬかの順で入れると後で混ぜる時に楽です。

全部入れたら基材が均一になるように混ぜましょう。

3. カバーを被せる

ダンボールコンポストのカバー

布を被せて、紐で止めます。ゴムバンドなどあればより良いと思います。

スキマがないようにしっかりと留めてくださいね。

ゆるいと風で飛んでしまったりするので、中の基材が減ったり、虫が入ってきたりしてだいぶ落ち込みます。。。

4.設置台の上に置く

角材や育苗箱の上に置いて完成です!

なっしー
なっしー

ちなみに私は近所の園芸店で苗のケースを譲ってもらったよ。

まとめ

自作できるダンボールコンポストの作り方を紹介しました。

用意するのに難しい材料もなく、組み立ても15分でできるのでとても簡単です。

お手軽に自分でコンポストを作ってみたいという人におすすめなので、気になった方はぜひトライしてみてください。

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