小型コンポストは、キッチンの片隅でもできるとてもお手軽なコンポストの形です。
小さなものからちょっとずつ、取り組めるのもコンポストのいいところですね。
今回は500mlペットボトルを使って誰でも簡単にできるコンポストを作ってみました。
ぜひ、参考にしてみてください。
材料を用意する
- 500mL ペットボトル 1本
- コンポスト用の基材(腐葉土+米ぬか)
- カッター
- キリ(なければなしで大丈夫)
ペットボトルはよく洗ってくださいね。
コンポスト用の基材は、公園で拾ってきた腐葉土とスーパーで買った米ぬかを使用しています。
ホームセンターにも腐葉土売っているのですが、5kgとかの単位になってしまうので、
少量で始めたい場合は、基材を自然からいただいてくるか、コンポストをやっている人から株分け(土分け)してもらうのがオススメです。
キリは、ペットボトルに穴を開けるのに使う目的なので、なければカッターとボールペンで代用できると思います。
ペットボトルを切る
一番広がったところでぐるっと水平に切ります。
ペットボトルが硬いので、しっかり反対の方の手で抑えて切ってくださいね。
切り口を触ってバリがあったらハサミやヤスリで整えましょう。結構引っかかると痛いです。
空気穴をあける
微生物の活動のために空気が通る穴をあけます。
キリでこのように、10個くらいあけてみました。
キリがない人はカッターで1〜2mm切って、ボールペンでグリグリする力技もありです。
穴を大きくしすぎると虫が入ってきてしまうので、写真を参考に絶妙な大きさで頑張ってみてくださいね。
コンポスト基材を入れる
基材はコンポストに使われる材料のことです。ペットボトルの5〜6割を目安に入れてください。
基材はいろんな種類があって、ブレンドも様々ですが、
身近で手に入る代表として腐葉土と米ぬかを選びました。
腐葉土:米ぬか=9:1ぐらいで作っています。
生ごみを入れる
小型コンポストは分解能力は小さいため、細かいお茶の出がらしやコーヒーの粉の処理に向いています。
今回はお茶の出がらしを用意しました。出がらしはなるべく水分は絞ってから入れましょう。
蓋をして振る
ペットボトルの頭の部分を逆さまにして、しっかりはめ込みます。
しっかり蓋をしないとまた虫の入口を作ってしまうので要注意です。
蓋の部分を持って、基材とお茶の出がらしを振って混ぜます。
2,3回シャカシャカ縦に振る感じです。
小型コンポストの作り方と使い方を解説しました。
10分もあれば完成できる簡単なコンポストなので、
コンポストをミニマムに初めてみたい方には特にオススメしています。
基材について迷う方もいると思うので、基材について詳しく解説する記事を執筆中ですので、今後参考にしていただけたらと思います。